集中管理によってライセンス・サーバー管理を簡素化
FlexNet Manager for Engineering Applications は FlexNet Publisher(旧 FlexLM)ライセンス・サーバーを集中的に管理し、多くのライセンス管理ソリューション(FlexNet、LUM、Reprise、Sentinel など)にわたる同時使用ライセンスの使用状況のレポートを作成します。これにより、組織は高価なテクニカル・アプリケーションを効果的に管理し、ライセンシング・コストを削減し、生産性を向上させ、将来のソフトウェア需要をより正確に予測することができます。
同時使用ライセンス・モデルが一般的に使用される技術アプリケーションには、電子設計オートメーション(EDA)、地理情報システム(GIS)、開発情報(E&P)、製品ライフサイクル管理(PLM)などの製品があります。
FlexNet Manager for Engineering Applications は、FlexNet Manager Suite for Enterprises の主要コンポーネントであり、ソフトウェア資産を管理し、支出を最適化するために、数百社の企業が使用しています。
ソフトウェア使用の最適化と、ソフトウェア・コストの継続的な削減
- ピーク利用率を含む同時使用ライセンスの使用状況を一元的に監視して報告することにより、部署で必要な同時使用ライセンスの最適な数の判断をできます。
- 有効に活用されていないライセンスを特定し、組み合わせを変えたり、他の場所やプロジェクトに再割り当てができます。
- 組織内のチャージバック(課金)プロセスを効率化します。
ライセンス・サーバーの管理を簡素化し一元化する
- ライセンス・サーバーをリアルタイムで効率的に管理できます(起動、停止、再起動など)。
- グローバル・チームがライセンスを必要としているときに、必要に応じて供給し、ダウンタイムを最小限に抑えます。
- ライセンス・サーバーの管理にかかる時間と手間を削減できます。
サービス拒否を低減し、エンジニアリングの生産性を改善する
- 使用状況管理機能では、サービス拒否(すべての使用可能なライセンスがチェック・アウトされ、ライセンスが使用できるようになるまで 1 人以上のユーザーが待機しなければならない状態)に関するレポートを作成できるため、同時使用ライセンス数を最適化し、拒否の回数を許容可能な水準に維持できます。
次を含む、複数の同時使用ライセンシング・テクノロジを管理する
- FlexNet(FlexEnabled、FlexLM)ソフトウェア
- LUM 対応ソフトウェア(ENOVIA Smarteam)
- [新]Dassault Systems License Server(DSLS)、CATIA R23 以降のバージョン
- Sentinel、Reprise など
傾向分析と予測のためのソフトウェア投資プランナ
- ソフトウェアの使用状況と拒否状態の傾向を、ライセンスの運用諸条件、コスト、組織パラメータ(地理、コスト・センター、プロジェクト、ユーザー)と関連付けて分析します。
追加リソース
Flexera Software (フレクセラ・ソフトウェア合同会社) のコンサルティング・サービス
当社のコンサルティング・サービス担当部門が、FlexNet Manager for Engineering Applications を使用する利点の迅速な実現をサポートします。次のようなサービスを提供します。
- ベースラインとコンプライアンス遵守状態を評価
- コスト削減戦略に関する提案
- ライセンス環境の最適化
- 今後を見据えた最適化状態の管理
FlexNet Publisher の製造元として 25 年の経験を持ち、20,000 を超えるアプリケーションに組み込まれている先進的なソフトウェア・ライセンス・テクノロジを有する Flexera Software (フレクセラ・ソフトウェア合同会社) は、FlexNet Manager for Engineering Applications を使用した独自の方法で、主要なエンジニアリング・アプリケーションの使用状況の集中的な監視、管理、レポート作成ができます。
機能
複数の高価値アプリケーションの使用状況を追跡し一元管理
電気設計オートメーション(EDA)、地理情報システム(GIS)、開発情報(E&P)、製品ライフサイクル管理(PLM)のアプリケーションに特化した FlexNet Manager for Engineering Applications は、さまざまな高価値ソフトウェア投資資産の使用状況を柔軟に監視、管理、報告することにより、ソフトウェア・ライセンス管理を一元化します。
FlexEnabled ライセンスの追跡と管理
FlexEnabled アプリケーションは、各ソフトウェア・ベンダーの Flexera Software (フレクセラ・ソフトウェア合同会社) の FlexNet ライセンシング・テクノロジを使用して実装されたプログラムです。市場には、次のようなソフトウェア・ベンダー製の 20,000 を超える FlexEnabled アプリケーションがあります。
Abaqus Altair ANSYS | Autodesk Cadence Design Systems ESRI | Fluent Landmark MathWorks | Mentor Graphics MSC PTC | Rational Schlumberger Synopsys |
FlexNet ライセンス・テクノロジの開発元である Flexera Software (フレクセラ・ソフトウェア合同会社) だけが、これらのアプリケーションのソフトウェア使用状況に関して、完全で有意義な情報を提供できます。詳細な使用状況分析により、これらの高価値アプリケーションのライセンスを最適化できます。
FlexNet Manager for Engineering Applications の同時使用ライセンス管理機能を使用して、組織全体にわたる実際のソフトウェア・ライセンス使用状況を管理、報告できます。FlexNet Manager の強力なレポート作成エンジンを使って、集中管理されたデータベースにすべての使用状況データが保管されるため、これらのデータにいつでもアクセスできます。このソリューションでは、ライセンス契約条件、コスト、組織構造と関係付けて使用状況やサービス拒否傾向を分析する方法も提供されています。下記のソフトウェア投資プランナの機能をご覧ください。
FlexNet Manager for Engineering Applications で提供される使用状況レポートを使用して、組織の実際のライセンス・ニーズを完全に把握できるため、ソフトウェア購入に関する意思決定を正確に下すことができ、コストを削減できます。部署間で共有できる利用率の低いライセンスや、年間サポート・プランで更新する必要がなくなったものを特定することで、さらにコストを削減できます。
LUM 対応アプリケーションの追跡と管理
CATIA*、ENOVIA SmarTeam などの LUM 対応アプリケーションをご使用の場合は、FlexNet Manager を使用して、単一のインターフェイスとワークフローで、これらのライセンスのレポートを作成し、最適化することもできます。FlexNet Manager for Engineering Applications には、LUM ライセンス・サーバーとのワークフロー統合機能があります。これにより、LUM サーバーからライセンス・ファイルを取得し、これらのサーバーのステータスを監視し、FlexNet Manager レポート作成システムに送信する定期ログ・ファイルを取得するようスケジュール設定することができます。新しいユーザー・インターフェイスでは、LUM サーバーを選択し、インポート・スケジュールを設定できるようになりました。
*CATIA は、バージョン R23 で Dassault Systems License Server に移行される予定です